JAVAで遊ぼう画像処理のヘルプ
基本的な使い方
基本的には、入力画像に対して画像処理を行った結果が、出力画像として表示
されます。出力画像に対して、さらに画像処理を行う場合は、「Copy Output
As Input」により、出力画像を入力画像にコピーして下さい。
ただし、フーリエ変換については、出力画像として表示されている画像は強度
成分であり、実数と虚数は、内部バッファに格納されています。そのため、フー
リエ逆変換と周波数フィルタについては、例外として内部バッファを入力とし
て用いています。いずれにせよ、いったん周波数空間を表現している出力画像
を入力画像にコピーして使えば、このような内部表現を気にしないでも使える
と思います。
各機能の使い方
- 画像の読み込み
いくつかの入力画像が選択できます(順次増やしていきます)
- 出力画像を入力画像にコピー
出力画像に対して、さらに画像処理を行う場合に用いて下さい
- 標本化
縦横の画素数が 2^(bit) になるように標本化されます
- 量子化
画素値を 2^(bit) 段階に量子化します
- しきい値入力
しきい値を 0〜255 の範囲内で入力して下さい
- しきい値決定
入力されたしきい値で2値化処理します
- メディアンフィルタ
3×3領域内での中央値を採用することで、ノイズを除去します
- ノイズ付加
ランダムにノイズを加えます
- ヒストグラム
画素値のヒストグラムを表示します
- オペレータ処理
- 3×3オペレータ
オペレータの要素を整数値で入力して下さい
- オペレータ選択
代表的なオペレータが選択できます
現在のところ、Soble(X方向/Y方向)、ラプラシアン(4近傍/8近傍)があります
- オペレータ決定
入力されたオペレータを入力画像に適用します
- 2値画像の処理
- 膨張
2値画像の白を膨張させます
- 収縮
2値画像の白を収縮させます
- 細線化
現在は実装されていないので使えません
- 周波数空間での処理
- 高速フーリエ変換
フーリエ変換を行い、出力として強度成分を表示します
- フーリエ逆変換
周波数空間から画像に戻します
- 周波数フィルタ
入力画像に表示されている強度画像に対してフィルタ処理を行います
現在、低域通過/高域通過などが用意してあります
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